ASM-P

台風の夜

オル光前提のエス光に発展しそうな


■台風の夜のウルダハ
カウンターには旅姿のエスティニアンと寄りかかり話しかける娼館のママ
「ね、こんな天気で女の子達暇してるのよ、安くしとくからさ。○万でどう?」
「今日ならどんな種族の子も空いてるから選びほうだいよ」
の言葉に反応するエスティニアン
「ミコッテはいるか?若いのがいい」

現れた娼婦はどう見ても元相棒。髪は伸びて化粧をしているが間違いない。
ベッドで仕事を始める彼女に
「俺の知っている相棒は気高くてこんな事をする女ではないはずだが」と言いつつ、彼女の着ていた下着を剥ぎ取り下腹部を見る。昔自分を庇って負った傷がそこにはある
事情を話さない彼女は淡々と務めを果たす。

エスティニアンは、あの時彼女を一人きりにして置いていったことを後悔する。
(銀剣に知れたら呪い殺されるな)
銀剣と体を重ねたことは無かったのか?という問いに頭を振る彼女。
「私たちは盟友だったんだ。そんな関係じゃない」と言う。
誰がどう見ても思いあっていた二人だったのに、と苦い顔のエスティニアン。
「だって、仕方ないだろ。思いを伝える前に、オルシュファンは私を庇って逝ってしまったのだから」

おわり
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