ASM-P

媚薬

恋人同士になったはいいが、なかなか手を出してこないシュタルクにシビレを切らしたフェルンが旅の仲間二人に相談する。
丁度報酬で貰ったばかりの媚薬があるということで、試してみることに。
効果は「恋する相手に発情する」というものだった。

無事食事時に媚薬の入った酒をシュタルクに飲ませる事に成功する。
媚薬の効果は抜群で、飲み終わる前にはフェルンを熱い眼差しでぼうっと見つめるシュタルク。フェルンと共に宿に向かうのを見送るフリーレンとザイン。
どんな味がするんだろ?と気になり、シュタルクの飲み残しをぐいっと興味本位で飲み干すフリーレン。呆れるザイン。
「大丈夫だよ、恋する相手に発情する薬なんでしょ?私エルフだし」とけろりとしているフリーレン「苺の香りがする」と感想まで述べる。

宿への帰り道。街の広場のヒンメルの像をふいに見上げるフリーレン。

夜中にザインの部屋を訪れるフリーレン。赤く泣きはらした顔で「解毒して」と頼む

「解毒は終わったぞ」というザインに
「まだちょっと痛い」と胸を押さえる
「それはお前が元々持っていた痛みだ。俺には消せない」
「……私は知らなかったのに」
「それは。気づいてしまったらもう、消せやしないんだ」
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